カッコイイ悪党

カッコイイ悪党ってのは、悪の美学がある！
映画や漫画に出てくる悪党には、本気でカッコよかったり、美学があるんだ！
皆、『北斗の拳』のラオウやサウザー　『ガンダム』のランバラル、シャア、ドズルザビ　『ｼﾞｮｼﾞｮの奇妙な冒険』のディオとか好きなハズ！！
そこで僕の大好きな悪党！！

『ダーティハリー』
イーストウッド扮するハリーは強引な捜査から、悪名たかいデカ！
でもね、、、ハリーは何もオカシなことはしてないんだよね。
対決するのは更に悪党の………連続殺人を楽しむ愉快犯（確かスコルピオ）。。。、、、この役者も凄い役者だった（＞＜）
犯罪者には犯罪者側の理由ってのがあるんだけど、この映画には理由なんて一つも描かない、ヘドが出る悪党！
この悪党なら、、、海で溺れて鮫に襲われていても、、全然可哀想なんて思わないだろう。。。
そこでハリーが、スコルピオを追い詰め、、、折れてる足をグイグイ踏みつける！！グイグイね！
カッコいいぜハリー！

『スカーフェイス』
アルパチーノ扮するトニーモンタナ！
カストロさんの演説から始まる、この映画の主人公トニーは、キューバからバナナん乗って、アメリカ渡ったキレたアウトロー！
野心家で麻薬王となっていく話しなんだか、結局は薬漬けになって、落ちていく栄枯盛衰系物語なんだが、とにかくカッコいいんだ！スーパー悪党で自分のボスの女奪うわ、妹を堕落させるわ、親友殺すわ、ボス殺すわって最低の奴なんだけど、トニーモンタナは、一度も裏切ってないんだよね。
全て、ぶっ壊していくところが、気持ちいいんだ！ どんな業界にも、チャレンジャーの前には、ふんぞり返ってる 蝮のような奴がいる。。。そいつから席奪わなきゃずっと自分は、末端だ！
何の椅子に座りたいかで、人生変わる！！
空いてる席は、誰でも座れるんだぜクソッタレ！

最後には、やっぱり！！
『ダークナイト?闇夜の騎士?』のジョーカーでしょう?（＾?＾）
バットマンの原作は、今のダークナイトと比べると、、コミカルなモノだった。。スーパーマンと仲良かったりね。。
日本の漫画とアメリカの漫画は、かなり違うところがあって、???説明、はぶいて、、、バットマンにも作家が何人もいた訳です。。。
何人もいるもんだから、漫画の中で矛盾だらけになってしまってん。。。ところから、一度バットマンをリセットするんですよね(^.^)b

そこで新進気鋭の作家フランク・ミラーが登場して、今までの勧善懲悪ものでない『ダークナイト』を作り上げるんです。スーパーマンとも対立軸にいて、ブルースはゴッサムシティのみの平和しか願ってない両親を殺された呪いで悪に挑む男になってんねん。
アメコミはフランク・ミラーの『ダークナイト』とアラン・ムーアの『ウォッチメン』で、それまでの既存の漫画とは隔絶されたものを作ってしまい、、、ある意味、アメコミ革命が起こるねや?！！

『ダークナイト』
ジョーカーという悪…？
ジョーカーは悪党なのか？なんなのか？
仲間も殺す。金が欲しい訳でもない。権力もいらない。
過去に、親の虐待等で常に笑った口にとハサミで口を切っただの言うが、毎回、理由を述べる時、違う話しになるんだよね。故に詳細は不明やねん。カックイイ！！
とにかくジョーカーは、人を試す！
人類ってのは秩序があって平和な暮らしができるのだけど、ジョーカーは、秩序に挑むんだよね。。。
秩序の真逆は混沌で、ジョーカーはカオスそのものや！
そして、ジョーカーは人に負けることも知ってんねんな(^.^)b
映画のラストの方で見せるジョーカーの表情が、物語ってる。。。



神に反抗したサタンが、神の子、アダムとイヴに試したように、、、『ダークナイト』は、神との闘いなんだよね。
原作でも、確か、ブルースが年老いて勝てなくなった時、、神の子達にジョーカーは負けるんだ（＞＜）。。。
神には勝てないことことを知ってるジョーカー、、、カッコよすぎるぜジョーカー！！